グループ全体の事業成長と
企業価値向上を目指す
企業理念
タカラバイオグループ
(バイオ事業)
宝酒造
(国内事業)
宝ホールディングス
グループ経営基盤の強化/風土・人財育成
社会・環境行動の推進
技術に裏付けられた
安全・安心な商品を提供する
国内酒類・調味料・酒精事業
遺伝子治療などの革新的なバイオ技術の
開発を通じて人々の健康に貢献する
バイオ産業支援事業/遺伝子医療事業/
医食品バイオ事業
宝酒造インターナショナルグループ
(海外事業)
和酒・和食を通じて
日本の食文化を世界に広める
海外酒類事業/海外日本食材卸事業
企業理念/事業構造/目次
業績ハイライト
中期経営計画
株主・投資家の皆様へ
戦略①
和酒No.1メーカーのポジション確立に向けて
戦略②
分社化により成長スピードを加速
戦略③
国内事業強化、海外展開加速で飛躍的成長へ
事業概況
コーポレートガバナンス
社会・環境側面の取り組み
11カ年連結財務サマリー
会社情報
主要子会社データ
投資家情報
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
5
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7
・・・・・・・・・・
11
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
13
・・・・・・・・・・・
15
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
17
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
21
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
27
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
29
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
31
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
33
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
34
この報告書に記載されている、当社および当社グループの現在の計画、見通し、戦略、
確信などのうち、歴史的事実でないものは、将来の業績に関する見通しであり、これらは
現時点において入手可能な情報から得られた当社経営陣の判断に基づくものですが、
重大なリスクや不確実性を含んでいる情報から得られた多くの仮定および考えに基
づきなされたものです。実際の業績は、様々な要素によりこれら予測とは大きく異なる
結果となり得ることをご承知おきください。実際の業績に影響を与える要素には、
経済情勢、特に消費動向、為替レートの変動、法律・行政制度の変化、競合会社の価格・
製品戦略による圧力、当社の既存製品および新製品の販売力の低下、生産中断、当社
の知的所有権に対する侵害、急速な技術革新、重大な訴訟における不利な判決など
がありますが、業績に影響を与える要素はこれらに限定されるものではありません。
将来見通しに関する注意事項
事 業 構 造
目 次
自然との調和を大切に、
発酵やバイオの技術を通じて
人間の健康的な暮らしと
生き生きとした社会づくりに貢献します。
宝グループは、
技術に裏付けられた安全・安心な商品やサービスを世界中にお届けするとともに、
医療の進歩に貢献し、世界の人々の暮らしを豊かなものにしていくことで、
企業価値の向上を目指しています。
宝ホールディングスは、
国内の酒類・調味料事業を担う宝酒造、
海外で日本食材卸事業や酒類事業を展開する宝酒造インターナショナルグループ、
バイオ事業を推進するタカラバイオグループなどを傘下に置き、
グループ全社の経営を調整・統括し、最大限の事業成果を追求しています。
2017年7月3日付で宝酒造インターナショナル株式会社を設立したことに伴い、2018年
3月期から事業セグメントを変更しています。本報告書では、特に記載のない限り、変更後
の新セグメントで表記しています。セグメント変更の詳細についてはp6をご参照ください。
事業セグメントの変更について
宝酒造
宝酒造インターナショナルグループ
タカラバイオグループ
1
TAKARA HOLDINGS INC. Annual Report 2017
業績ハイライト
宝グループのあゆみ
売上高・売上高原価率
1842年 創業(清酒の製造・販売を開始)
1864年 焼酎・みりんの製造を開始
1925年 寶酒造株式会社を創立
1949年 株式を上場
234,193
売上高
(年度)
宝酒造 宝酒造インターナショナルグループ タカラバイオグループ
百万円
290,000
百万円
(目標)
1925
1970
1980
1990
2000
2010
2019
(計画)
2017
2016
2010年 フーデックス社(フランス)の株式を取得
(海外日本食材卸事業に参入)
2011年 長期経営ビジョン
「宝グループ・ビジョン2020」スタート
松竹梅白壁蔵「澪」スパークリング清酒 発売
2013年 タザキフーズ社(イギリス)の経営権取得
2014年 コミンポート社(スペイン)の経営権取得
遺伝子・細胞プロセッシングセンター竣工
2016年 タカラバイオ株式会社 東証1部へ市場変更
ミューチャルトレーディング社(アメリカ)を
連結子会社化
2017年 宝酒造インターナショナル株式会社を設立
1993年 宝生物工程(大連)有限公司設立
1995年 北京寛宝食品有限公司
(現・宝酒造食品有限公司)設立
1997年 遺伝子治療研究用試薬「レトロネクチン®」
全世界で販売開始
2001年 全量芋焼酎「一刻者」発売
2002年 持株会社体制へ移行
2004年 タカラバイオ株式会社
東証マザーズへ上場
2005年 クロンテック社(現・タカラバイオUSA)
(アメリカ)の経営権を取得
中期経営計画
2019
中期経営計画
2016
234,193
59.9
59.9
6,213
6,658
80,458
34.4
34.4
2016
2015
2014
2013
(3月期)
250,000
200,000
150,000
100,000
50,000
0
63
62
61
60
1
0
200,989
209,568
225,364
234,193
59.9
4,550
1.9
1.9
4,608
135,043
6.4
6.4
130,386
274,368
3.2
3.2
100,000
80,000
60,000
40,000
20,000
0
36
35
34
33
1
0
売上高原価率
売上高
売上高研究開発費率
研究開発費
売上高当期純利益率
親会社株主に帰属する当期純利益
売上高販管費率
販売費及び一般管理費
2017
2013
2014
2015
2016
2017
2013
2014
2015
2016
2017
2016
2015
2014
2013
2017
(3月期)
2013
2014
2015
2016
2017
2013
2014
2015
2016
2017
(3月期)
(3月期)
68,225 70,631
減価償却費及びその他の償却費
資本的支出
5,000
4,000
3,000
2,000
1,000
0
4
3
2
1
0
3,090
3,376
150,000
100,000
50,000
0
12
10
8
6
4
2
0
100,040
121,431
300,000
250,000
200,000
150,000
100,000
50,000
0
6
4
2
0
8,480
3.6
3.6
10,000
8,000
6,000
4,000
2,000
0
15,000
10,000
5,000
0
6.5
6.0
5.5
5.0
4.5
0.5
0
9,133 9,490
5,282
8,967
4,997
4,687
7,055
10,280
12,000
10,000
8,000
6,000
4,000
2,000
0
8
6
4
2
0
(百万円)
百万円
%
(%)
(百万円)
(%)
(百万円)
(%)
(百万円)
(%)
販売費及び一般管理費・
売上高販管費率
営業利益・売上高営業利益率
研究開発費・売上高研究開発費率
親会社株主に帰属する当期純利益・
売上高当期純利益率
自己資本当期純利益率
(ROE)
自己資本
総資産当期純利益率
(ROA)
総資産
(百万円)
(%)
(百万円)
(%)
資本的支出・
減価償却費及びその他の償却費
(百万円)
自己資本・自己資本当期純利益率(ROE)
総資産・総資産当期純利益率(ROA)
4,973
61.5
61.5
61.8
61.8
60.3
60.3
77,815
33.9
33.9
33.7
33.7
1.5
1.5
1.6
1.6
2.3
2.3
3.1
3.1
4.8
4.8
4.5
4.5
13,551
5.8
5.8
11,680
6,180
6,003
5.2
5.2
売上高営業利益率
営業利益
(百万円)
(%)
(3月期)
2013
2014
2015
2016
2017
(3月期)
2013
2014
2015
2016
2017
(3月期)
(3月期)
5,537
9,533
74,003
33.7
33.7
11,096
5.1
5.1
219,490
61.2
61.2
4.5
4.5
5,706
2.6
2.6
2.0
2.0
3,754
1.7
1.7
5.4
5.4
131,923
4.5
4.5
9.3
9.3
4.9
4.9
売上構成
(2017年3月期)
(2017年3月期)
利益構成
234,193
連結売上高
地域別
売上構成比
地域別売上構成比
77.8
%
国内
22.2
%
海外
13,551
連結営業利益
百万円
百万円
80,458
百万円
34.4
%
13,551
百万円
5.8
%
135,043
百万円
6.4
%
274,368
百万円
3.2
%
4,550
百万円
1.9
%
8,480
百万円
3.6
%
6,658
百万円
6,213
百万円
34.5
34.5
宝酒造
63.8
%
宝酒造インターナショナルグループ
16.0
%
タカラバイオグループ
12.5
%
その他
宝酒造
37.4
%
宝酒造インターナショナルグループ
23.5
%
タカラバイオグループ
23.6
%
その他
253,253
207,586
238,577
2.3
2.3
2.7
2.7
264,438
2.3
2.3
4.6
4.6
一株当たり当期純利益(EPS)
一株当たり純資産(BPS)
800
600
400
200
0
80
60
40
20
0
493.14
603.44
(円)
(円)
一株当たり当期純利益(EPS)
・
一株当たり純資産(BPS)
23.01
23.01
671.11
35.06
35.06
647.97
2016
2015
2014
2013
2017
(3月期)
28.36
28.36
655.60
42.15
円
42.15
42.15
671.11
円
50.83
50.83
1977年 宝焼酎「純」発売
1979年 国産初の遺伝子工学研究用
試薬「制限酵素」を発売
(バイオ事業を開始)
1982年 米国で清酒の現地製造を開始
1984年 タカラcanチューハイ発売
1986年 トマーチン社(イギリス)の資産を取得
1988年 PCR装置の日本独占販売権を取得
1992年 エイジ・インターナショナル社(アメリカ)を
連結子会社化
中期経営計画
2013
(百万円)
中期経営計画
「宝グループ中期経営計画2019」
を策定
「宝グループ・ビジョン2020」
長期経営ビジョン
基本方針
海外売上高比率をさらに高めるとともに、国内外で抜け・モレのない商品と
競争優位性をもった商品を多数もつことで、他社に勝てる分野を数多く築き上げ、
どんな環境変化が起ころうとも収益を大きく伸長させることができる
バランスのとれた事業基盤を確立する。
再生医療等製品関連
CDMO事業ナンバーワン
を堅持する。
健全な財務体質を維持しながら、成長投資を行うとともに、
適切な株主還元を実施することによってROEを向上させ、適正な株価水準を実現する。
定量目標
( )
2020年3月期
宝グループ連結
事業戦略
財務方針
経営基盤
強化
2,900
億円以上
売上高
1,600
億円以上
売上高
売上高
2,095
億円
(2014年3月期)
2011.4∼2014.3
94
億円
営業利益
13.0
%
海外売上高比率
62
億円以上
営業利益
155
億円以上
営業利益
33
%以上
海外売上高比率
宝酒造
宝酒造
インターナショナル
グループ
(海外日本食材卸事業)
(海外酒類事業)
事業セグメントの
変更について
(基盤強化)
(風土・人財)
(CSR)
タカラバイオ
グループ
(バイオ産業支援事業)
日本初の遺伝子治療薬の
承認取得を目指す。
(遺伝子医療事業)
第二の収益事業として
安定的営業黒字を継続
する。
(医食品バイオ事業)
750
億円以上
売上高
43
億円以上
営業利益
385
億円以上
売上高
40
億円以上
営業利益
宝グループ
中期経営計画2013
第1ステップ
国内外の強みを活かせる市場で事業を伸ばし、
環境変化に強いバランスのとれた
事業構造を確立する
経営目標
(2017年3月期)
2014.4∼2017.3
2,341
億円
売上高
135
億円
営業利益
22.2
%
海外売上高比率
宝グループ
中期経営計画2016
第2ステップ
2,900
億円以上
売上高
(定量目標)
2017.4∼2020.3
155
億円以上
営業利益
33
%以上
海外売上高比率
宝グループ
中期経営計画2019
第3ステップ
宝グループ・ビジョン
2020
長期経営ビジョン
の実現
清酒を中心に各カテゴリーの売上高を拡大するとともに、利益率を向上させ、
国内の酒類・調味料市場で和酒No.1メーカーとしての
確固たるポジションを確立する。
●
「技術で差異化された付加価値商品の開発」を継続するとともに、
多様化する消費ニーズにスピーディかつタイムリーに対応するための
「抜け・モレのない商品ラインアップの拡充」に取り組む。
●
高付加価値商品の売上構成比を高めることで、利益率の向上を図る。
●
安全・安心な商品を提供すべく、原材料などの安全性確保と品質管理体制の強化に
継続して努める。
●
既存市場における新規顧客の獲得と
周辺エリアへの進出によりグループ各社
の事業成長を図る。
●
さらなるネットワーク拡大に向けたパートナー
企業の選定を進めるとともに、グループ会社
間のシナジー効果創出にも取り組む。
●
自己資本比率50%水準と格付「A(シングル・エー・フラット)」の維持
●
国内・海外・バイオ各事業において、利益成長が見込める分野への積極投資
●
みなし配当性向
※
30%を目安とした配当と、ROE6%台後半を目標とした株主還元策の検討・実施
グローバル展開の拡大に向けた経営管理機能の強化
グループを支える人財の育成とグループ人事戦略の強化
コーポレートガバナンスポリシーに則した体制整備と社会貢献・環境活動、ESG情報開示の推進
※
みなし配当性向= 配当総額/(連結営業利益 (1 ー法定実効税率))
●